テキサス移住のひきこもごも

半世紀以上住んだ日本に見切りをつけて 楽しみを追求するために2019年アメリカ移住 エンタメ、スポーツ、文化、生活など、 アメリカ在住目線で発信

2025年01月

私は時々、ネット(YouTube)で「切り抜き」で流れてくる
「安住紳一郎の日曜天国」というのをを聞いている。

「切り抜き」のショート動画(動画と言っても実質は声だけ)は、
リスナーからの面白メッセージが一つ紹介されているもので、
中には声を上げて笑ってしまうものもある。

むしゃくしゃするとき。
無性に腹が立つとき。
なんかイライラして眠られないとき。
不満で胸がいっぱいのとき。
(どんだけー)

そんなとき、この面白メッセージを聞くと、めちゃくちゃほっこりして、幸せな気持ちになれる。
(まあまあ簡単なわたし)

さて、いつのメッセージかはわからないが、こんな内容のものが紹介されていた。

人間ドックに行って視力検査をしたときのことです。
若い担当者に「そのお歳で1.5と1.2なんてすごいですね!」
「今回もがんばりまましょう!」
とものすごい意気込みで言われました。
私はそんな気持ちに応えなければと思い、いつも以上に目を見開いて検査に臨みました。
しかし私が答えると、それが間違っていたらしく、その担当者は、
「じゃあーなくてぇー?」
と聞いてくるのです。
そこで言い直すと
「はい、正解です!今年も良い結果で良かったですね」
と言われました。
これでいいのでしょうか?
褒められたので嬉しいような、本当にこれでいいのだろうか、そんな気持ちになりました。


というもの。
書いちゃうとあまり面白くないのだが、
安住アナの言い方が上手く、面白い。

これを聞いていて、私も似たような経験があったことを思い出した。

それは、アメリカに移住したあと、
日本の運転免許証の更新で帰国したときのこと。

そう!パスポートはアメリカでも更新できるが、
運転免許証は日本に帰らないと更新できない。

日本で運転していないので、当然ゴールド免許。
ハガキを出し、
更新料金を支払い、
問題の視力検査になった。

実は私は ”ガチャ目” (不同視)なのだ。

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右目はたぶん0.4ぐらい。
左目は1.2ぐらいはある。

そのおかげで老眼鏡いらず
これは便利で、いまだに食品の裏にあるような小さい文字、メニューなど、すべてメガネなしで見える。
また車を運転しているときなどは、主に左目を使って遠くを見ている。

「ガチャ目だと疲れない?」
とよく言われるが、昔からなので特に違和感はない。

この目は100%父親からの遺伝で、
父親も80歳ごろに白内障の手術をするまでメガネなしで過ごしていた。

さて話は運転免許の視力検査。
ガチャ目ゆえ、両目で見れば結構見えるのだが、
片目ずつ検査をされると右目が見えない。
更新する前の免許には眼鏡等着用の義務みたいなものが付加されていた。
なので免許更新のためにメガネを持参。
それでも普段はメガネをかけないのでバッグの中に入れていた。

視力検査担当のオジサンは、免許更新センターによくいそうな不愛想な人ではなく、やけに明るい人だった。
「はい、では検査します!」
と言われたので、
「私、右目だけ悪いのでメガネを持って来ているんですけど」
と正直に言うと、
「左は良く見えるの?」
と聞かれたので
「はい。なので両目だと良く見えます」
と言った。
「では、とにかくやってみようか」
と言われ両目でみると良く見えていた。
そして左目だけでも問題ない。
するとその係の人が
「右目もメガネなしでやってみる?」
というので
え?いいの?
と思いつつ、
挑戦して見えなかったたらメガネをバッグから出せばいいし、やるだけやってみよう、と思い、裸眼で検査をしてみた。

はやり左目とは見え方が違う。
これはまずいぞ、と思いつつもぼんやりする文字だったかCだったかをとにかく言ってみる。
すると、
「あー!合ってますね」
「はい、見えてますよ」

と気軽に言うオジサン。(たぶん警察の人だけど)
いやいやいやいや、まあまあ勘でやたぞ。
若干戸惑う私をしり目に、
「じゃ、免許はメガネなしで見えるということに変更しておきましょう」
と言われた。

ええええー。
レーシックの手術もやってないのに、そんなことがあっていいのか!?
たまたま調子が良かったのか、ぼんやり見えていたものが勘が良く当たったのか、
結局、更新された新しい免許に「眼鏡等」の補足はなくなった。

後で調べると、
日本の普通自動車運転免許の視力の基準は、
両目で0.7以上
左右それぞれの視力が一眼で0.3以上
右目はハッキリ言ってギリ。
でも両目では見えているので、支障はない。

ちなみにアメリカの運転免許の視力検査は、片目ずつ。
見えそうで、見えてなくて
「うーーーん、〇〇」と言ったのが外れていて、
ちょっとやり直しをさせてくれたんだけど(なんとなくこっちも甘い)
でもやはり良く見えなかったので、
免許証には「眼鏡等」が付加されている。

普段はメガネをかけていないため、
ちょっとかけるとクラクラしてしまうので、
車の中にはめちゃくちゃ弱い度で作った伊達メガネを入れている。

次の検査もがんばってみよう。

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トランプ大統領就任式があった1月20日の前日、19日からワシントンD.C.に行っていた。
ワシントンD.C.と言えばミュージアム。

有名なのは「スミソニアン博物館」
スミソニアン協会が運営する博物館は19ある。
そのうちの多くはワシントンD.C.のナショナル・モールにあるが、
その他、ニューヨーク、バージニア州、アリゾナ州、メリーランド州、そしてパナマなど海外にもある。

しかぁーし、
大統領就任式があった1月20日はスミソニアン博物館は全てお休み。
でもホテルの人に聞くと
「スパイ博物館は開いてますよ」
と言われ、行ってきた。
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正確な名称は
「国際スパイ博物館」
と言って私営の博物館で、
世界最大規模のスパイ関係の所蔵品を持っている。

スパイと聞くと浮かぶのは007。
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このかたがた。

それだけあって、SPY博物館の1階ロビーには、ボンドカーが展示されていた。
IMG_0371
ボンドカーは基本、この高級車アストンマーチン。
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このスパイ博物館は1900㎡の展示スペースがあり、
750以上の展示品が置かれている。

展示意外にも、ビデオがあったり、スパイのクイズみたいなものがあったりと、
細かく見ていくとなかなか時間がかかる。

本当にたくさんの展示があったのだが、
その中の ”私のお気に入り” をご紹介する。

その名も、
鳩カメラ~!!
IMG_0375
伝書鳩というのはご存知だと思う。
鳩はしっかりお仕事をして自分のお家に戻って来てくれるので、
鳩にカメラを括りつけて「盗撮」しようというもの。

展示の説明を見ると、1914年から1918年ごろ、ドイツで実際に行われていたスパイ活動らしい。
IMG_0376
この写真の鳩ちゃん、ちゃんと小型カメラを胸に付けている。
当時のドイツは、鳩に付けられるぐらいの小型カメラを作る技術があったということだね。

時々ネットを見ていると、
ネコにカメラを付けて「ネコ目線」とか、
鷹などもっと大きな鳥にカメラを付けて、空を雄大に飛ぶ「トリ目線」の映像があって面白い。

「鳩カメラ」についてはネットで調べると出てくるので、
なんか興味が湧いた人は調べてみてね。
第一次世界大戦時など、軍事用に使われたようだ。

今でこそドローンというものがあり、
普通の撮影から軍事目的まで、その使用フィールドは広い。
便利になったが、怖い世の中になった。

広い展示スペースを見終わって、
博物館には絶対と言っていいほどあるお土産ショップ。
そこをフラフラ見ていたら、
「鳩カメラ」のTシャツがあった!
IMG_0408
「やっぱり鳩カメラって人気なんじゃないかい!」
と自分の感性を信じた瞬間。
Tシャツの下にはカメラを抱えた鳩のぬいぐるみまであるではないかい!

ううう、欲しいのか?
ううう、買うのか?
と思ったが、どこかに行くたびにモノを買っていたら終わりがないので、
今回は写真を撮っておしまいにした。

ということで、今回は、
「国際スパイミュージアム」と「鳩カメラ」のご紹介でしたーーーー。




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今回の映画レビューは2004年公開の
『クラッシュ』
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今回は、いろいろ悩んだ。
1月はワシントンD.C.に行ったから、政治系の映画でもいいな、と思いつつ、
カリフォルニア・ロサンゼルス、LAが舞台のこの作品にした。


2025年1月のカリフォルニアは各所で山火事が住宅にまで及ぶ大災害になり、
多くのかたが家を失い、
自然を失い、
山に住む動物たちも亡くなり、行き場を失った。

私の直接の友人でLAに住む人は家も焼けず無事だったが、
私の友人の友人2人が、パシフィック・パリセーズという高級住宅地に住んでおり、
どちらの家も全焼。
そしてカリフォルニアは保険会社が火災保険をカットしたので無保険。
友人が言うには、その方々はお金がある人なので困らないだろうとは言っていたが
失ったものは大きい。

LAが舞台の映画は多い。
有名なところでは『LA・LA・LAND』のようなウキウキ映画もあったのだが、
毎回、ちょっとマイナーなところを狙いつつ、
わざわざ紹介する意味があるものにしようということで、今回は『クラッシュ』になった。


この映画、決して気分が明るくなる作品ではない。

人種差別、移民問題、ハラスメント、人身売買…。

2004年公開のこの映画の中に詰め込まれている問題は、いまもLAだけではなくアメリカ全体の問題として根深く残っている。


私も「移民」だ。
アメリカに来て5年少し。
自分は「日本人」としてのアイデンティティが高いので、ひとくくりにアジア人と言われると
「中国人と日本人は違う」とか
「カンボジア人も日本人もアジア人なの?見た目が違うのに?」などど、
若干の反発を覚える。
しかし、それだからといって差別されたという気持ちにはならないし、
多くの人が感じ、そして実際に被害もあった「アジアヘイト」というものにも遭遇したことはない。
そう、これまでアメリカに来てイヤな思いをしたことはない。
それどころか、アメリカ人やアメリカに来ている他の国からの移民を見て
「民度が低いんじゃないの?」
と、余計に自分が日本人であることを誇らしく思っちゃったり、自信を高めちゃったり。
私はちょっと変わっているのだろうか。


2006年に3か月ほどカリフォルニアに滞在していたときに、無料の英語のクラスがある学校に通っていたことがあった。
そのクラスで一緒だったメキシコから来た男の子が
「ヒスパニックの人たち」
としてひとくくりにされるのはイヤだと言っていた。
自分はメキシコ人だし、コロンビア人でもなければプエルトリコ人でもないんだど。
でも同じスペイン語を話し、中米に国があるからって「ヒスパニック」とまとめて言われるのには抵抗がある、と。

私の「アジア人ひとくくり」感覚と同じなので、その気持ちは分かった。
私だって、中米あたりの国の人の違いはわからない。
ただ同じスペイン語を話しているし、食事や文化も似ていそう。

それと比較すれば、日本人とカンボジア人は見た目も言語も文化も違うし、
「奈良で鹿を蹴ったりいじめたりするような中国人と一緒にしないで!」
とも強く思うので、
「アジア人ひとくくり」感覚のほうがキツイような気がするが、どうだろう。


さて、映画の話をしよう。

この『クラッシュ』という映画には ”主人公” はいない。
LAに住む、様々な人種、様々な仕事をする人々がお互いに絡み合っていく1日半を描いた映画だ。
Crash
👆の写真左から
ジーン(サンドラ・ブロック)
地方検事の妻。白人。黒人の若者2人組に銃で襲われ車を盗られる。
そのときのパニック感から黒人やヒスパニックなど有色人種への偏見がきつくなる

グラハム(ドン・チードル)
LA市警の刑事。黒人。メキシコ人の彼女(同僚)がいるが、自分の母親に彼女のことをメキシコ人とではなく「白人」と言う。映画の冒頭、白人刑事が黒人警察官を射殺した現場に担当者として向かう。その際、黒人の若者が殺された現場を取り調べる。

ライアン(マット・デイモン)
LA警察の巡査。白人。人種に対する差別感を持っている。具合の悪い父親の面倒を見ており、カウンセラーの女性が黒人だと判ると悪態をつき、その後、パトロール中、黒人夫婦にセクハラまがいの取り調べをする。

リック(ブレンダン・フレイザー)
LAの地方検事。ジーンの夫。白人。車を奪われた際にジーンと一緒にいた。自分の人気取りのために黒人を利用しようと考える。

クリスティン(ダンディ・ニュートン)
黒人のテレビディレクターの妻。黒人。夫婦で車に乗っているときに巡査(ライアン)に車を停められる。お酒に酔っていたせいか、巡査に悪態をついたことでセクハラされる。その際にダンナが何もせず巡査に謝ったことに対し腹を立てる。

トム(ライアン・フィリップ)
セクハラ巡査であるライアンの相棒。ライアンの人種差別的な行為に嫌悪感を抱き、相棒を変えてくれと申し出る。正義の人と思われたが、ちょっとしたことで事件を起こしてしまう。


この他に、
小売店の店主・ファハド。
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ペルシャ系の移民でアメリカの市民権を持っているが英語はあまりうまくない。
アラブ系だと思われていることから差別的な態度を取られる。
身を守るために銃を買うがその店で「オサマ」と言われて言い合いになる。

心優しく家族思いの錠前屋。ダニエル。
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彼は、車を盗まれたジーンとリックの家の鍵を取り替えに来る。
ただジーンは事件で気が立っており、
タトゥーがあり強面の中南米人であるダニエルに偏見を持つ。
またダニエルは、ペルシャ系移民のファハドの店の鍵も変えにくる。
しかし、鍵を変えるにはドアを変えなくてはいけないと言うも、
ファハドは自分が騙されていると思い込み、ダニエルのアドバイスを聞かない。
その後、ファハドの店は盗難に遭う。

ジーンとリックの車を銃で脅して盗む黒人の2人組。
アンソニーとピーター。
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車を盗んではブローカーに売っている。
ただブローカーに車を持っていく際に「中国人」を牽いてしまう。
怪我をした「中国人」を病院の前に投げ捨てて去る。
実はこの「中国人」は「韓国人」だとあとでわかる。
そしてこの韓国人は人身売買に関わっていた。


主にこれらの人物が1日半の時間の中で事件や事故を起こし、
差別や人種のジレンマの中で感情がからまり合う。

黒人差別主義者の巡査のライアンが、黒人女性にセクハラまがいの取り調べをしたその次の日、
自動車事故の現場に遭遇し、転覆した車に取り残された女性を救おうとする。
見るとその女性は、その前の夜、セクハラ取り調べをした女性、クリスティンだった。
クリスティンは咄嗟にライアンに触れられることを拒否する。
しかし、車から漏れ出したガソリンにいままさに引火しそうな一刻の猶予もない状況。
ライアンはクリスティンに言う。
「大丈夫だ。安心しろ。大丈夫だから」
ライアンは警察官としての職務を命がけで全うしようとする。

「白人警官は黒人に差別的」というステレオタイプの考え方はある。
本当にそういう人は多いのかもしれない。
でも人は弱い。
その時の気分、その日にあった出来事などで、
いつもよりも極端な行動をとってしまうこともあるだろう。
彼は本当に根っからの差別主義者なのだろうか...。
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ペルシャ系の店主・ファハドは、錠前屋のダニエルから「ドアを変えるべきだ」という忠告を聞かなった。
それなのに店が襲われたのはダニエルが鍵を変えなかったせいだと逆恨みする。
そして、購入した銃を持ってダニエルの家の前で待ち伏せる。
そこにダニエルが帰宅し、家からは5歳の娘が飛び出して来る...。

車を盗まれたジーンは、錠前屋ダニエルの見た目だけで彼を信じず、
「明日まだ別の人に家の鍵を変えてもらって!!」と夫のリックに詰め寄る。
そんな様子を悲し気な目でダニエルは見つめていた。
イライラしているジーンは、家政婦であるメキシコ人の女性マリアにもきつく当たる。
しかし、次の日ジーンが階段から落ちて怪我をした際に、助けを求めるために自分の「友人」を呼ぶが、彼らは自分の用事を優先し、誰も来てくれない。
結局、助けてくれたのは家政婦のマリアで、最後にジーンはマリアを抱きしめて「ありがとう」と言う。
ジーンが「友人」だと信じていた(たぶん白人の)友人は、いざというときに何もしてくれないことを実感する。


この映画の中では人種のカテゴライズというか「分け」がめちゃくちゃだ。
白人、黒人と言ったって、いろいろある。
黒人に見える人はすべてアフリカ系とは限らない。
ハイチの人もいるだろう。
地方検事のリックは、イラク人を黒人と言って秘書に訂正される。
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アジア人もひとくくりにされていて、ほぼ「中国人」扱いされている。

でもこれは現実と全く同じなのだ。
私もメキシコ人とブラジル人の区別はつかないし、
肌が黒い人は皆アフリカ系と思ってしまう。

だから、この間違いは「罪」と言われると、うーーーん、厳しい。
自分も分からないのに、
自分が「ヒスパニック」や「アジア人」と言われたときだけちょっとイラつくなんて勝手な感情だ。

当たり前のことだが、自分と他人は違う。
そこにどちらがエライとか、どちらが優れているとか、
アイツらはダメだとか、アイツはきっと〇〇に違いないとか言った差別や偏見は誰の心にもある。

この映画は単に白人優位、有色人種劣位といった単純なことを問題にしているのではない。

私の個人的な意見で恐縮だが、
世界のすべての人がお互いを解り合って、
区別も差別も偏見も優越感も劣等感もなく生きていく『イマジン』の世界観なんてないと思っている。
皆なそれぞれに問題を抱え、
理解できない、相容れないといった世界の中で
ぎこちなく、間違いながら生きている。
それしかできない。

でもこの映画の救いは、登場人物全員の心の底に少しの愛や優しさがあるということ。


人々の絡み具合がややこしく、
二度見ないと分かりにくいかもしれないが、アメリカの縮図がここにある。
配信などで観られる方には是非お勧めしたい作品である。

『クラッシュ』は2006年3月に発表された第78回アカデミー賞で
作品賞、脚本賞、編集賞
という映画の軸となる主要な部門を獲得している。



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先日、テキサスのDFW(ダラス・フォートワース)からワシントンD.C.に行く際に、
「飛行機遅れてる!」
というブログをあげたけれど、その続編。

今回、急遽ワシントンD.C.に行くことになったので、
大統領就任の前日ということもあり直行便が取れなかった。
DFWダラス・フォートワース
 ↡ ✈
シカゴ (乗り継ぎ時間約1時間)
↡ ✈
ワシントンD.C.
という行程。

その時点でイヤな予感よ。

アメリカの国内線は遅れるのが普通。
通常ならば乗り継ぎ1時間もあれば十分なんだけど、なんとなく心配。
そしてもうひとつは荷物。

荷物🧳を預けると、
①荷物だけ勝手に別の旅に出てしまう
②乗り継ぎに人は間に合っても荷物が間に合わず次の便になったりする
この2つの問題が懸念される。

実は、ワガオは朝発の直行便を取って先にワシントンD.C.に行くことになっていたので、
持ち物の一部はそこに入れてもらうことにして、
今回は3泊の旅行だったが、
荷物は預けない!
ということに決定。
これなら荷物だけ行方不明になることはない。

さあて、乗るはずの✈飛行機は到着機遅れで
Web Siteを見ると、こんな感じ。
IMG_0326
これだと20分遅れぐらいで6時ごろに出発したみたいだけど、
実際に飛行機に乗れたのは6時20分、離陸したのは6時半をまわっていて、約1時間遅れていた。

そこで、やることは2つ。
①離陸前に地上にいる人に連絡し、航空会社に電話して事情を話してもらう
②キャビンクルーに乗り継ぎ便があることを訴えるとともに到着したら先に降ろして欲しいと訴える


私はこの2つを実践した。
まずダンナのワガオがUAに連絡して、説明&ごねてもらった。
こういったとき、普段から文句ばっかり言っている人間は役に立つ。
ワガオ3連
遅れている飛行機が着くまで乗り継ぎ便は出るな!
ぐらいのことを言いまくっていたらしい。

ありがたいことにUAは、
シートのモニターに到着空港での乗り継ぎ便の予定(オンタイムか遅れが出ているか)や搭乗ゲートが示される。

実は隣りに座っていたご婦人も乗り継ぎ便があり、時間がなかなかタイトだった。
彼女はシカゴからデトロイトに行くそうで、
予定の出発時刻は私のワシントンD.C.行きとほとんど同じだった。

私がキャビンクルーに訴えたのと同じようにそのご婦人も乗り継ぎ便があることを伝えていた。

当初キャビンクルーは
「私たちでは何もできないので、到着したら地上係員に事情を伝えてください」
という回答しか帰ってこなかった。

私たちが訴えたことが功を奏したのか、
ワガオがUAに電話してわめいたことが功を奏したのかはわからないが、
着陸間際になりキャビンクルーから
「〇〇行き○○便、〇〇行き○○便、〇〇行き○○便、・・・の方は手を挙げてください」
とアナウンスがあった。

私と隣りのご婦人は手を挙げる。
すると10名ほどが手を挙げていた。

そこで更に
「この飛行機が到着したら、まず乗り継ぎ便の時間が迫っている人から先に降ろします」
「シカゴが最終目的地のかた、乗り継ぎ便まで時間に余裕があるかたは、この方々のあとにお降りください」

ナイス!ナイス!

私が乗りたいシカゴからワシントンD.C.行きの便は、
出発時間が午後9時5分。
飛行機がシカゴに着陸したのが8時37分。
しかしそこから空港内をダラダラ移動し、ゲート到着8時55分。
ドアが開くと先に降ろしてもらえたので、とにかく飛行機から降りる。
到着ゲートB3。
出発ゲートB8。

ううっ!この2つのゲートは近いのか!?
5つぐらいなら飛ばせば間に合う気配!!
キャビンクルーは「地上の係員に...」と言っていたが、
そんなことをしているより走ったほうが速いと判断。

B3からB8へダッシュ。

コロコロ🧳を引きずり、手にはバッグを持ってのダッシュ。

おいおい、この歳でジム以外で走らせるなよぉ、と思いながら走る!

長い💦
意外に長いB3からB8への道のり。

半分少し走ったところでペースが落ちる。
この前の週に、MLBの球場でベースランニングをしたのだが、その時の方が楽だった。
IMG_0493

ほぼ同時に同じ方向へ走り出した30代ぐらいの若者(男子)はペースを落とすことなくグングン進んで行く。
きっとこの人もB8に向かっているに違いない。
そうなると、私はこの人が手続きしている間に到着すればいいわけだ。
息も絶え絶えな私はここで
ダッシュから競歩に変更。
それでも口の中はカラカラ。

やがて、ついに、夢にまで見たゲートB8に到着💕

すると地上係員が
「はい、はい、待ってましたよ」
という感じでサクサク手続き。
時刻は午後9時。

よく走った。
「自分で自分を褒めてあげたい」
「何も言えねえ」
とオリンピック選手のような気持ちになりつつも、
息が続かなかった自分に
d818c77c
と引退会見で涙ながらに語った横綱・千代の富士の言葉が身に染みる。

とにかく、とにかく、
乗り継ぎ便は同じUAということで、ゆっくりやってくる乗客もちゃんと待ってくれていて、
少し遅れてワシントンD.C.に飛び立ったのだった。

アメリカの国内線に乗るときの注意
①飛行機は「遅れるものだ」と思っておいた方がいい
②アメリカの空港は大きいので乗り継ぎは1時間以上あると安心
③乗り継ぎ便がある際はできるだけ荷物は手持ちに収めると安心
④地上にいる人に自分が乗る飛行機、乗り継ぐ飛行機を伝えておき、何かあった時に連絡してもらえるようにする
⑤ダメもとで何でも訴えてみる
⑥事前に乗る航空会社のアプリをスマホに入れておくと最新情報がわかって便利
⑦もしも乗り遅れて次の便が翌日になってしまうことを考えてパンツは1枚バッグに入れておく
⑦普段から身体を鍛えて走り込みはしておく

後半は怪しいのが入っているけれど、
⑥番ぐらいまでは真面目な注意点かな。

旅行はトラブルも旅行のウチなんて言うけど、
乗れるか、乗れないかでイライラ、ドキドキするのはできれば避けたいよね。

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2025年 1月20日 月曜日。
ワシントンD.C.では返り咲いた第27代アメリカ大統領、ドナルド・トランプの就任式が行われた。
その当日、私はワシントンD.C.にいたので、
極寒🥶⛄の就任式当日の様子をご紹介⛄

当初、屋外で予定されていた就任式は、
寒気が北から降りてきて、前日の日曜日は雪、就任式当日もかなりの低気温ということで、急遽屋内で行われることになった。

厳戒態勢のワシントンD.C.
地元の警察はもちろん、軍(Army)もあちらこちらに配置され、
重要な建物は幾重にもフェンスで囲われ、簡単には近づけないようになっている。
IMG_0340
スキー場みたいでしょ。
前日の雪が残っていて、寒い、寒い。

IMG_0341
この建物なに?どこ?
関連の施設も全部封鎖されているので、キャピトル・ヒル=アメリカ議会議事堂が見えない💦

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やっと少し近くに見えた!
おわかりの通り、フェンスは何重にもなっていて、
そのフェンスの間に警察だの、軍だの、警備の人だのたくさんいるものものしさ。

軍からは装甲車のようなものもスタンバイしていた。
IMG_0344
向こうのビルの壁面に、
トランプ大統領就任をお祝いする巨大メッセージが見える。
IMG_0343

私の知る限りこの日はデモなどはなく、
大統領就任の祝賀ムードがいっぱいだった。
道行く人は、トランプ大統領が選挙のときに掲げていたスローガン
Make America Great Again
の頭文字を取った 「MAGA」の帽子をかぶったひとがたくさんいて、
全米各地から集まっているようだった。

地下鉄の駅であったこの女の子たち。
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後ろ姿なので見えないが、
みんな「MAGA」の帽子やマフラーをしていて、星条旗カラーのお洋服やアクセサリーを付けていた。

また沿道には、トランプグッズ、就任式グッズ(非公式)を売るお店がたくさん出ている。
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ピンクの帽子には「INAUGURATION」大統領就任式と書かれている、
寒いので帽子が必要&記念にもなるということで、売れていた。


こちらの大統領と副大統領の(非公式)グッズ。
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手作り感溢れまくりの品々。
お祭りの屋台みたいで、見ているだけで結構楽しい。

ぐるっと回って、横からの議事堂。
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ここも近づくことはできないので、人々が遠回しに眺めている。

通りには装甲車。
議事堂の丸いドームの下で、ついさっき就任式が行われたところ。
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こんなトランプ応援仕様のバスや車はたくさん停まっていて、
どこからかこれに乗ってたくさんの人がやってきた模様。
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この日の気温はお昼で-6℃ぐらいだったが、体感は-10℃ぐらい。
歩いていればどうにかなるが、
じっと立ち止まっていると、足元からシンシンと冷えてきて、
どこかのビルの中に入って暖をとらないと厳しい。

就任式は安全上の問題もあり、
屋内で行って正解。

さて、最後に就任式の人たちにアピールする、ネズミ(オポッサム?)がいた。
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手には、動物実験に多くのお金が使われていることが書かれたプラカードを持っている。
普通は暑くて大変な着ぐるみも、
この日ばかりは、温かくて、極楽だったと思う。
せっかくなので、一緒に撮ってきた。
前から見ると、かわいい顔してます、このネズミ。
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とにもかくにも、大きな問題や暴動などがなく終わった大統領就任。
中に入ってみることはできなかったけれど、
まさにそこでやっているという至近距離にいられたことは、良い経験というか記念になった。

この日のために持参した服装は、すべてヒートテック!!!
モコモコの雪用ブーツも日本から持参していた。
準備しててよかったぁ。

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