テキサス移住のひきこもごも

半世紀以上住んだ日本に見切りをつけて 楽しみを追求するために2019年アメリカ移住 エンタメ、スポーツ、文化、生活など、 アメリカ在住目線で発信

2025年12月





馬主席のことを書いていたら、有馬記念まで辿り着けなかった。
今回は私が何度かお邪魔した阪神競馬場の馬主席についての続き。
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馬主席に行くには車なら専用の入り口と駐車場がある。
基本的には「競馬場へは電車などの交通手段で来てください」と中央競馬会側は言っているので、
車で競馬場に近づくには、何度か警備のバリケードを越えなければならず
そのため「馬主」プレートは重要。

もちろん歩いて場内の専用入り口から入ることもできる。
入ってすぐのところに可愛い制服を着たお姉さんがいるのでそこ受付を済ませて入場章をもらう。
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以前入り口入ったら、友人が受付のバイトをしていてびっくりしたことがあった。

外はたくさんの人が集まってワサワサしているが、
馬主席は別世界。
エレベータで上に上がると、広々としたロビーが横長に広がっており、
その向こう側=本馬場側に階段状の席(ブース)があり馬場がよく見える。
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専用のレストランがいくつかあり、
コーヒーなどが買えるカフェのようなものもある。
お酒も買えるので、ブースに飲み物を置いて予想したりレースを見たりできる。

昨日アップした写真だけど、
ここに座っている男性はビールらしきものを席に置いている。
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席には小さなモニターがあって
さまざまなレースや、レースごとのオッズが表示されるので
見たいものを切り替えて見る。

競馬の予想に欠かせないのが“競馬新聞“
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これは場内で売っていないので、
それまでに駅やコンビニで買っておく必要がある。
この“新聞“に馬の情報、
枠順、騎手、馬体重、親の名前、これまでのレースの結果など
それはそれは細かい字で膨大な情報が書き込まれている。

ドラマ『ロイヤルファミリー』でも
父親の血統がどうだこうだ、
この子とこの血統は合う合わない
など言っていたが、
競走馬=サラブレッドは血統がかなりの重要ポイント。

知らない馬だったとしても
競馬新聞に乗っている、両親とそのひと世代前のお父さんの名前を見ればどんな馬かがわかる。
だからレースで絶対に勝つとは言えないが、
馬によって「得て・不得手」はある。


話を阪神競馬場の馬主席に戻そう。
勝ち馬を予想する上でもう一つの方法は
直接馬を見る🐎
という方法。

それができるのがパドックだ。
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出走前の馬が小さなトラックのようなところをぐるぐる回る。
まず馬だけで回ったらその後に騎手も騎乗する。
パドックは小さく、至近距離で直接馬が確認できるので予想に役立つ。(はず)

「意気込みすぎているなあ」
「なんか元気がないような感じだな」
「他の馬と比べて小さく痩せているなあ」
など、なんとなーーーくはわかる。

ただこれも、アテにはならなくて、
元気なさそうに見えた馬が、
レースになると俄然パワフル馬に変貌して勝つこともある。

騎手の武豊が、
「パドック見てもわかりません」
と言っていたので、本当のところはわからないのではないかと思う。

このパドックだが、
馬主席からは専用通路があり、
パドックに降りても馬主専用の馬を見るエリアがある。
上の写真はそのエリアから写したもの。
そのため、一般のお客さんと一緒になることはない。

私は時々パドックに降りて近くで馬を見ながら、
「あの子のお尻の白い斑点が可愛い」
「前を通った時にお辞儀した」
なんて、どうでも良い理由で馬券を買っていた。

馬主席からパドックに降りたくない場合は、
上からこのように見下ろすことができる。
これが馬主席から見下ろしたパドックの様子。
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馬主席は本馬場側がガラス張りだが、
反対側のパドック側(裏側)もガラス張りになっている。


さあ、馬を決めたらいよいよ馬券の購入。
馬主席には、無人(自動発券機)と有人両方の窓口がある。
私はいつも有人窓口に行って、
ニコニコしている、なんとなく福々しいお顔の方から買うようにしていた。

馬券は口頭で
「3連単を、この5頭のボックス(全通り)で100円ずつください」
というと担当お人が対応してくれる。
☆3連単?ボックスってなに?と思った方。
ここで説明していると長編になるので、無視して☆

そうでない場合は、常備されているカードに鉛筆でマークをしてそれを渡すか自動券売機に入れる。
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どこの競馬場の何レース。
何番と何番と何番の馬を
3連単なのか3連複なのか、どちらで買うのかなど
自分の予想通りに正確にマークする。

外は暑かったり、寒かったり、人混みだったりするけれど、
馬主の特権である馬主席は、馬券を買う窓口が空いていること。
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これは私が勝った実際の馬券。
200円しか勝ってない
はずかしーー。
まあまあ、シクラメン賞というレースでメインでもなさそうなので、
とりあえず運試しで買ったという感じ。

馬券は100円から買えるので、自制心があれば散財することはない。

当たった馬券は払い戻し専用の場所があるので、
当たり馬券を差し込むとお金が出てくるしくみ。
「じゃらっ」と出てくることが多かったけれど、
賭けもせずに馬のかけっこを見ていても面白くないから、ね。


最後に、ドラマの中であったように馬主は自分の馬に
「行けーー!」
「ファミリー!!(馬の名前)」
などと叫ぶのか?

これは、ドラマほどは叫びません。
ドラマは少し大げさに表現していたかな、と思う。

ただ、最後にゴールまで接戦になって勝てそう
という時に、思わず
「行け!」
「させ!」

と言ってしまうことはよくある。
しかし、それは力が入って思わず漏れるという感じ。

他の馬主さんもいるので、
あまり品なく{やったぜ!」みたいな態度はNG。
競馬はもともと貴族の遊びというか社交のひとつだったので、
お上品に振る舞うのがマナー。
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そしてそこに馬主さんがいる馬が勝つと
「おめでとうございます」
と声をかける。

レースに優勝した馬の馬主は
「口取り式」という撮影があるので、下に降りていく。
この撮影には、馬と馬主、騎手はもちろん
厩舎、調教師、馬の生産者、馬主の家族・友人などが参加する。

私の父はちゃっかりこの撮影に参加したことがある。
図々しい

いろいろモザイクいれているけれど、これがその時の写真。
口取り式で写した写真とともに、
馬が走っている様子(右上)と勝ち確定の電光掲示板(左上)
これらを組み合わせて、額みたいなものに入れて参加者に配布してくれた。
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このときこの馬は2番人気。
騎乗は福永祐一騎手。
いまは騎手は引退して調教師となっている。

以上、阪神競馬場・馬主席レポートは終了。

このシリーズ最後はドラマでも話題になった「有馬記念」のある出来事について。
縁起が良い話なのでお正月にぴったりかも。

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ドラマ『ロイヤルファミリー』のヒットで注目された馬主さんたち。


👆️前ブログでは、馬主の条件や苦労などを書いた。

今回は私が日本にいた頃に、同じ兵庫県宝塚に住んでいた馬主さんのご招待で
「馬主席」に行ったときの様子などをご紹介。

馬主になるにはなかなかのお金がかかるわけで、
生き物であるお馬ちゃんを保有するのはリスクもあり、
特別な人しか手が出せない世界ではある。

そんな馬主の特典と楽しみのひとつに
競馬を馬主席で観戦できるというものがある。

私は父の友人が馬主であったことから、
私自身もそのかたをよく知っていたので何度も馬主席に招待していただいた。

これが2015年に行ったときの実際の入場章。
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その方は、車を持っていなくて移動はタクシー。
でも競馬場に行くときは私の父が同行することが多かったので、
阪神競馬場に私の父の車のナンバーが登録されていた。
馬も持ってないくせにウチの車には「馬主」と記載されたプレートがダッシュボードに入っていた

馬主席は、馬主さんが招待してくれれば、
私のような他人=ただの知人でも入ることができる。
調べると、
馬主1名につき、同伴できる人は1~2名と書いてあったが
実際はそこまで厳しくないはず。
なぜなら「友達も連れて来る?いいよ」
と言われて、私の父と私だけでなく、私の友人を連れて行ったこともあるから。
ただ、「ジャパンカップ」や「有馬記念」など
G1の大きなレースがある時はなかなか難しい。
ただそうでないときは席も空いているので比較的融通が効いた模様。

ドラマでは、有馬記念の日に家族が3人来ていたが、
山王さんは特別な馬主かもしれないし、
お嬢は出場騎手の奥さんだからOK。
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他のシーンでは、競馬場には馬主+マネージャー
というように、2人程度の人数で見ている場合が多いのは、
ある程度の人数制限があるからだろう。
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そしてやはり厳しいのがドレスコード。
女性は明確なものがないものの「よそ行きのちゃんとした服」であること。
男性は、ジャケットとネクタイ着用が基本。
(ただ夏はジャケットにノーネクタイの人がいたような気がする)

私はキレイめのワンピースやシャキッとしたスーツにパンプス
といったスタイルで行っていた。

ドラマの中でも普段ラフな格好をしている目黒蓮くんが
競馬場に来るときだけはスーツにネクタイをしていた。

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スーツを着慣れてない風まるだしだけど、ドレスコードはクリア。
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ある時、私と父と一緒に馬主席で競馬を見ていたときのこと。
父はその頃は仕事をリタイアしていて、
スーツ+ネクタイなんて格好は馬主席に行くときしか着なかった。

「ねえ、ちょっと写真撮ってくれない?」
と父が言う。
「なんで?」
と聞くと、
「スーツなんかなかなか着ないから、今日撮ってもらった写真を遺影にしてよ」

遺影

でもわかる。
そんなことを考える年齢ではあった。

そこで私は馬主席に座った父の写真をスマホで撮り、
「どれを遺影にしたい?」
と言って選んでもらった。

そして私は父が亡くなった際の遺影に、その写真を使った。
阪神競馬場の馬主席は、紫色のシート。
そこに座った父の写真は遺影としてアメリカまで持ってきている。


馬主席は階段状になっていて、2席がひとつになっている。
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全面はガラス張りでレースの様子がよく見える。

これは私と友人。
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よくわからないくせに、競馬新聞を持って予想しているフリをする友人。
確かこのときは、馬主さん本人はここに来ず
「サマンサちゃんは何度も行って慣れているでしょう。友達誘っていっておいで」
と言われて、友人3人を誘い、4人で見に行った。

この日の阪神競馬場のメインレースは
「逆瀬川ステークス」
というものだったが、
実は競馬というのは、土日に1箇所ではなく、複数の競馬場でレースが開催されている。
この日は、
中京競馬場と中山競馬場でも開催されており、
中京競馬場のメインレースは
「チャンピオンズカップ」というG1レースだった。

ちなみにG1のGはグレードのGで
G1は多くの馬や騎手が目指す最高のタイトルで、年間24レース。
強い馬、優秀な騎手が出場し、賞金額も高い。

ドラマで「有馬」「有馬」と言っていたが、
年末に行われるレース「有馬記念」はもちろんG1。
「有馬記念」は他のレースと違い、
ファン投票によって上位10頭が選出される。
ここが「有馬に出たい」と思う理由でもある。
いわゆる競馬のオールスター戦だからだ。

その他は外国調教馬、賞金順などで選ばれる。
そして1年で一番馬券が売れるのはこの「有馬記念」。

阪神競馬場にいても、他2競馬場のレースの馬券は買える。
3競馬場のレースは微妙に重ならないようにスケジュールされていて、
すべてのレースの馬券を制限時間ギリギリまで買うことができる。

この日のように、他競馬場でG1のような注目レースを行っている場合は、
メインスタンド前のビジョンにレースの模様が映し出される。


阪神競馬場で行われる最高のG1レースと言えば
「宝塚記念」
我がふるさと宝塚の名前を冠したレースが行われる日は
馬主席も場内も人でいっぱいになる。

また他競馬場で行われる「ジャパンカップ」や「有馬記念」日は、
阪神競馬場のような他の競馬場でも多くの人が詰めかけ、
レースを楽しむ人、馬券を場内で買う人で溢れる。

と、
なんだか言いたいことが多すぎて、終わらないので、
この続きはまた次回。
馬主席のサービスやパドックの様子などをお届けする。

年越しのシリーズブログになりそう。


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2025年暮のドラマ「ロイヤルファミリー」
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実は競馬が題材のドラマは少ない。

理由は、
競馬=ギャンブルという印象が強く、
それをドラマで扱うには難しい側面があったのかもしれない。

競馬というと、競馬新聞片手に赤鉛筆を耳に挟んだオッサンが
競馬場でなけなしのお金を賭けて外れてどん底、
みたいなイメージが強いからね。

でも「ロイヤルファミリー」は、
馬主、馬の生産者という立場から競馬というものを描いたことで、
美しく感動のドラマに仕上がっている。


私が育った兵庫県宝塚市には、
中央競馬の阪神競馬場がある。
一昔前、土曜、日曜の競馬開催の日は、
その最寄り駅「仁川」からおじさんがごっそり乗ってきて、
車内が一気にむさ苦しくなる。
なので、その時間に電車に乗ることは避けていた。

そんな競馬や競馬場も最近では様変わりし、
女性やファミリーが増え、
デートの場所になったりしている。

それは各地の競馬場が改修を行い、
施設を綺麗に新しくして、
競馬場内にキッズエリアや芝生エリアを設けたり、
カフェなど小洒落たお店が場内にできたからだ。
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そのおかげで、競馬場の最寄り駅から乗ってくる人の様子も変わり、
汗臭いおじさんは激減した。

私自身は、地元・宝塚に阪神競馬場があったこと
父は競馬場には行かなかったが、競馬をしていたことから
競馬というものが結構身近な存在だった。
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父はタバコも吸わなければ、お酒も飲まない。
そのせいか昔の競馬場の雰囲気が嫌いで、
競馬場に行くことはなかったが、
それを一変させたのは、馬主さんと仲良くなったことだった。

その人は、父と同じフィットネスクラブの会員で、
おしゃべり好きの父のことだから
ひょんなことから馬の話にでもなったのだろう。

しばしば食事に一緒に行き、
飲めない父に代わって、私まで担ぎ出され、
お酒をご馳走していただくことも多かった。

そこから父、そして私まで
競馬場の「馬主席」に連れて行ってもらえることになった。
そのせいで、私は後にも先にも
日本の競馬場では馬主席からしか競馬を見たことがない。


ドラマの中でも触れられていたが、
中央競馬の馬主になるは条件がある。

①資産要件
不動産、預貯金、有価証券など、借入金を差し引いた金額が7500万円以上。
または直近2年間の平均所得が1700万以上。

②年収・納税実績
安定した継続収入
きちんとした納税実績があること。
これは一時的なお金ではなく、継続してお金があるということ。

③預託金
1頭あたり200万円の馬主登録預託金を払うこと。

これらの条件が満たされていないと
普通は馬主になれない。

他に「ひとくち馬主」みたいな制度はあるが、
中央競馬の馬を個人(個人の会社)で持つということはすごいことだ。

なぜ馬主に継続した経済的安定を求めるのかというと、
馬の所有はめちゃくちゃお金がかかるからだ。

大きなレースで優勝すれば多額の賞金、
例えば、日本ダービーで優勝すると約3億円、
2着で1.2億円ほど入る。
しかしG1=一番グレードが高いレースで勝てる馬などほーーんの、ほーーんの一握り。
競走馬を1頭保有すると、その維持費は年間で800万円ほど。

厩舎への支払い、
レースが行われる競馬場への輸送料、
餌代、獣医の費用、保険などがかかり、
初年度の経費は2000万円から3000万円と言われている。

これが、勝たなくてもかかってくる。

つまり、馬が賞金を稼げなくても経済的に余裕があり、
一度引き受けた馬を最後まで面倒見ることができる人しか
中央競馬の馬主にはなれないということだ。

規模は全然違うが、
ダンナ・ワガオが馬を持っている時期があった。
その子は競走馬ではないが、
うまくトレーニングを積んで賞を取れば
種付けで儲かるのではないか、という投資目的で買った馬。
名前はターボと言い、私も何度か見に行った。

ただトレーナーがイマイチだったのか、
馬がイマイチだったのか、
全くモノにならず、
賞を取るどころか、どこにも出さぬまま手放すことになってしまった。
そう、数年に渡り、カイバ(馬の餌)料とトレーニング料と牧場への支払いをしただけだった。

馬は生き物だ。
どんなに血統が良くても怪我してしまうこともあれば
病気になってある日死んでしまうこともある。
つまり、競馬はギャンブルだが、
馬に賭ける人より
馬を持つ側の方がもっとギャンブル=賭けなのだ



次回は、馬主席とはどんな様子なのか、
私の体験からお話する。

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先日、近所のお宅にお邪魔して何気ないおしゃべりをしていたとき、
我がダンナ・ワガオが

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『日本は昔、英国の植民地だったんでしょ。
だから車も左側通行なんでしょ』

と言った。
ええ

ワガオは大学まで教育を受けているし、
仕事や旅行で世界各国に行ったことがあるという人物。
勉強もしているし、
政治・経済にも詳しく、知識もあるほうだ。

なのに、
自分の嫁が日本人なのに、
こんなことを言ってのけた
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歴史的な事実として、
日本は一度も他国の「植民地」になったことはない
日の丸 小

近代において、
アジア、アフリカのほとんどの国が
欧米列強の支配になっていったが、
日本だけは独立を維持してきた。

よく「戦後のGHQによる占領(1945年〜1952年)は植民地ではないのか?」
と言われるが、これは国際法上で「軍事占領」であり、
他国の領土として支配される「植民地」とは区別される。

アジアの国は、
インド、パキスタン、マレーシア、シンガポールなどがイギリス
ベトナム、カンボジアなどがフランス
インドネシアはオランダ
フィリピンはスペインからアメリカ
マカオはポルトガル
中国も、香港をイギリス、青島をドイツ、旅順・大連をロシア、広州湾をフランス
そして台湾、満州を日本が実質的に支配していた。

このように、アジア諸国で植民地になっていないのは、
日本ともう一つ、



タイ。
ダウンロード (1)

ワガオの話に戻すが、
結構知識があるような人でも、
アジアの国はどこかの植民地だったに決まっている
という先入観があるということがわかっった。

少し前になるが、
「植民地になったこがない国、日本」
といったタイトルの本を読んだ。

いまその本を検索してみたのだが、

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「日本」「植民地になったことがない」
というキーワードで調べるとこの本が出てきたが、
私が読んだものがこれだったのか100%の自信がない。

しかし本の中のひとつのエピソードをよく覚えている。

確かヨーロッパに住んでいた著者が、
お掃除などをするメイドさんと話をした際のこと。
そのメイドさんが
日本はかつでどこの植民地だったのですか?
と当然のように聞いてくる。
そう
「日本は植民地になったことがあるのですか?
という質問ではなく、
アジアの国は100%どこかの国の植民地だったという前提で聞いてくるというもの。

日本がずっと続けてきた「独立」という状況は、
世界的に見て、とても珍しいということなのだ。

理由は様々な人が研究しているので、詳しくは諸先生方の分析にゆだねるが、
江戸時代の後期の江戸=東京は、
人口100万人を超える、世界有数の大都市だった。
島国という地理的優位性もあって
他国からの侵略対策をしなくてよかった代わりに
江戸の文化は花開き、
2025年の大河ドラマで本が売れた話があったように
庶民の識字率も高かった。
また江戸幕府は鎖国をして国を守りつつ、
オランダや中国を通して海外の情報を把握していた。

日本という国は特殊で優秀な国、世界有数の大国だったのだ。

我がダンナ・ワガオには、
日本が鎖国を解いて近代化する際に、
同じ島国で、王室もあり、
かつて世界最強の帝国だったイギリスをロールモデルとした。
だから「左側通行」になったのだ、と説明をしておいた。

そして調べてみると「左側通行」の理由のもう一つは、
武士が左に刀を差していたので、
右を通ると刀のさやがぶつかってしまうから、
というものらしい。
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なるほどね。
面白い。
ピストルでは邪魔にならないから、
左側通行にはならなかったということね。

ちなみに左側通行の国は、

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地図上の青の国で、
オーストラリア、インド、シンガポール、南アフリカなど
旧イギリス植民地やイギリスの影響を強く受けた国がほとんど。

ワガオの一言は強く訂正しておいたが、
そんな日常の何気ないことから色々調べて学ぶことができたのはよかった。


日本にいると、年始に神社に初詣に行くというのは日本人の慣習だが、
初詣の原型は、平安時代の「年籠り(としごもり)」と呼ばれるもので、
大晦日から元旦まで氏神様の神社に泊まり込み
不眠不休で新年の無事を祈るというものだった。

江戸時代になると、
「恵方詣り」と言って
その年の福を司る神様がいる方角にある寺社にお参りするのが流行。

今は、氏神様や有名な神社、
例えば明治神宮や八坂神社などに行くスタイルになっている。

アメリカ在住、特にテキサス在住の私は、
神社に初詣というわけには行かず、
その代わりに私が行くのが、
クリスマスイブサービス。
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私の勝手な宗教観では、
「神」と呼ばれる人は、心が広いはず。
慈悲の心もあれば、寛容さもあるに違いない。
なので、神道と仏教のミックスカルチャーの私も受け入れてくれるはず
と信じている。

異教徒ではあるが、
クリスマスイブに教会に行って、
一年の心の垢や煩悩を浄化したり、
次の歳の幸せを願ったりしている。
協会にはそれにふさわしい「良い気」が溢れている。

今回は、初めて行く教会⛪️だったので興味津々。
外からツリーが見えていているぞ!カワイイ。
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中に入ると思ったより立派で広い。
白と赤のポインセチアもキレイ。
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外から見えていたツリーは、
天井のはるか上にある!
IMG_0798

クリスマスイブの夜9時。
家族皆で、おめかしして来ている、
特に、親に反抗しそうな年頃のティーンエイジャーの男の子が
イブに家族と教会に来ているのを見ると
「平和だあ
「アメリカの将来もまだ安心
「この気持ちをずっと持っていて欲しい
などしみじみ思って、ちょっと泣きそうになったりする

全く知らない聖歌もあったけれど、
歌詞はスクリーンに映し出されるので親切。
そして
おなじみの ♪きよしこの夜 ♪Silent Night  
が出てくるのは、やはりクリスマスならでは。

これで良い年が迎えられそう

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