テキサス移住のひきこもごも

半世紀以上住んだ日本に見切りをつけて 楽しみを追求するために2019年アメリカ移住 エンタメ、スポーツ、文化、生活など、 アメリカ在住目線で発信

カテゴリ: 海外ドラマ

アメリカ時間の月末、
そして日本時間の月初は
【映画レビュー】の日にしていたのだが、今月は事情があって内容変更。

月末は仕事がめちゃ忙しいので、
推敲などに時間がかかる【映画レビュー】は月の真ん中にしようかな、と思っている。

今月【映画レビュー】が書けなかった理由は
月末が忙しいという他に、
紹介したいな、と思った映画が見つからず、見直すことができなかったこと。
そして、なぜか今頃突然み始めたドラマが止められなくなり、時間がなくなってしまったこと。

そのドラマは、2007年から2012年まで6シーズンに渡って放送された
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『ゴシップガール』

なんで今さら…
そう思ったそこのアナタ、その通り。
特に理由なく、なんで今さらか分からないが見始めてしまったら止まらなくなり
現在も沼の中にいる

さて今日は、ドラマの中の重要なアイテムである
<カメラ付き携帯電話>
について検証してみる。
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ゴシップガールというのは、正体不明で、
ニューヨー・・マンハッタン、
アッパー・イースト・サイド
つまり富裕層の人間が住んでいる場所でのゴシップを
目撃情報などとともにサイトにアップする人物のこと。

「誰と誰がどこでKissしてた」
とか
「誰がどこで目撃された」
とか
「〇〇がまた〇〇と付き合い始めた」
など
事実なのか、噂なのか、誤解なのかはさておき
ゴシップをカメラ付き携帯電話で撮られた写真とともにサイトでばら撒く。

写真や情報は”ゴシップガール”なる人物がひとりで集めている訳ではなく、
みんながカメラ付き携帯電話を持っているので、
決定的瞬間に出くわしたら、その場面を撮り、ゴシップガールに送る。
すると次の瞬間その写真はサイトに乗って多くの人が知ることとなる。

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👆これは、メインキャラクターの1人である
ネイト・アーチボルトが謎の女といた。
背が高くてブロンドだけど彼女は100%セリーナじゃない。
なんてことが書いてある。

セリーナはこのドラマの中心人物で資産家の娘。金持ち。
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演じるのは、いま訴訟問題でイメージダウンの
ブレーク・ライブリー。


そう。
いまよく言われる
「拡散される」
「バズる」
「炎上する」
「晒される」
「流出する」

「全国民がカメラマン」状態のスタート。
それがカメラ付携帯の普及。


世界初のカメラ付き携帯電話は1999年9月に
日本の京セラが開発し、発売したVP-210 Visual Phone
この端末はテレビ電話用にカメラが内臓されていたので、
自分自身しか映すことができなかった。

カメラ付き携帯が普及し始めるのは
だいたい2000年頃。
JーPHONEのシャープ製J-SH04が発売され、
「写メール」という言葉が出たのがこの時。
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今でも「写メ送って」などと使うので、この言葉は25年も健在。

そして2003年になると、
カメラ非搭載の携帯電話がほぼ姿を消し、
カメラ付きが標準になる。

当時、日本の携帯電話は世界最先端で、
アメリカにおけるカメラ付き携帯電話の普及は数年遅れていた。

アメリカでは2004年頃にカメラ付き携帯電話が出始め、
2005年頃になってカメラ付きが標準となり、
若者を中心に普及し始めた。

私がシアトルに半年住んでいたのは2005年。
その時アメリカで携帯電話を買ったのだが、
「一番安いヤツでいいです」
と言ったので、カメラは付いていなかったような気がする。

日本人の多くがカメラ付き携帯を持っていた頃、
アメリカでは通話とSMS(ショートメッセージ)が主流で、
カメラ機能は贅沢品扱いだったようだ。

なので2007年から始まった、ゴシップガールでは、
富裕層の子女たちがこぞってカメラ付き携帯電話を持ち、
それを生活の一部にしていたわけだ。
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アメリカのサイトを調べていたら、
ドラマのメインキャストがどの種類の携帯電話を持っていたかという一覧があった。

シーズン1はこんな感じ。
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T-Mobile、モトローラー(日本でもあった)、ブラックベリー(日本でもあった)
既にこの頃からサムソンもある。

一番上、セリーナが持っていたT-Mobile Sidekick 3 Limited Editionはこれ。
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当時のアメリカ最先端。
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メインキャストがどの携帯電話を持っていたか、
というサイトはシーズン6+リブート版まで続く。
このことから、このドラマの中で携帯電話というアイテムが
いかに重要だったということがわかる。

今や携帯電話の主流であるiPhone。
これがドラマに登場するのは、シーズン4なので2010年。
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主役のセリーナの持ち物ではあるが、
iPhoneではなく、iPad2タブレット。
ブラックベリーの携帯とiPadを持っていたということだ。

携帯電話のiPhoneが登場するのは、シーズン5。2011年。
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iPhone4は2010年6月にアメリカで発売されていて、
ビデオ通話ができるFace Timeが搭載され、
デザインもガラッと変わった。
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今見ると、小さい。


ここ数年携帯はカメラの性能が上がったりしているが
マイナーチェンジを繰り返している感じ。

だけどゴシップガールが放送された
2007年から2012年までというのは、
携帯端末が劇的に変わった時代であり、
電話の使い方がめまぐるしく変化した時期でもある。
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私は携帯電話というものに深く関わる仕事をしていたので、
これからもドラマの沼にハマりつつ、
キャストが持っている当時最先端の携帯電話にも注目して楽しんでいきたい。

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Netflixリミテッドシリーズの話題作
『アドレセンス』をイッキ見した。
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Netflixに限らずドラマというと、
8話から10話、
韓国ドラマだとそれ以上ある場合が多いが、
『アドレセンス』は4話完結
イッキ見できる。

『アドレセンス』の意味は思春期。

舞台はイギリスの郊外の街。
普通の家庭で育った、
普通の13歳の少年ジェイミーが警察に逮捕されるシーンから始まる。

13歳の男の子といえばまさに”思春期”

一般的に思春期は11歳ぐらいから始まる。
まだまだ心も身体も未熟で成長しきっていないけれど、
でも子供でもない。
そして、徐々に大人と子供が入り混じる時期が来て
18歳ぐらいになると、心身ともに大人になって思春期は終了。

そんな思春期の初期にいる少年。
しかも今の13歳は、
SNSネイティブ
と言われている。

彼らは、ミレニアル世代(Y世代)の後に生まれた”Z世代” と呼ばれ、
1990年代後半から2012年頃生まれ。

SNSネイティブであるということは
スマホネイティブでもあるわけで、
生まれつきインターネット社会に接していて、
小さな頃からスマホなどを通して外の世界と繋がっている。

そんな環境で生まれ育った少年が警察に逮捕された罪は
同じ学校に通う女子学生ケイティの殺害容疑。

警察に踏み込まれたことに驚いて、
その恐怖から粗相をしてしまうような
幼気な13歳の少年が本当に殺人を犯したのか。


1話は逮捕から警察での取り調べ
2話は2人が通う学校における警察による捜査
3話は深層心理を探るジェイミーと心理療法士(臨床心理士)のやりとり
4話はつらい状況に置かれたジェイミーの家族

この4話。

今回はネタバレはなしで、それぞれのエピソードの気なる点を挙げる。

第1話。
早朝、犯人を確保するため犯人宅の近くで車を停め待機している2人の刑事のやりとりから始まるのだが、
ほどなくして、このドラマの撮影が
”1カット” で撮られていることに気付く。
これが物凄い臨場感を出している。

逮捕されたジェイミーは車に乗せられて警察署まで行くのだが、
この ”1カット撮影” はどこまでも続く。
なんとこのドラマ、
1エピソード・1カット
で撮られているのだ。

これはカメラも大変だが、演者はどうしていたんだろうか?と思う。
普通は、1シーン取ると
「カット」の声がかかって、
ヘアメイクを直したり、
台詞を覚え直したり。

NGを出した時は、
NGのカットの部分だけ「テイク2」として撮り直せばいい。

ながーーーーいカット(長回し)というのはあったが、
『アドレセンス』はとにかく第1話から第4話まで
それぞれ60分前後ある長さで
1エピソード・1カット と、
今まであまり経験がない映像体験であることは間違いない。
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第2話。
警察が学校を訪ねて
友人関係、凶器の行方などを追う。

ここで私が感じたことは、
なんで外国の学校って、
規律がないというか、
めちゃくちゃなの??
ということ。
学校の関係者で事件が起きて、
警察の人が教室に来たら、
少なくとも今(まで)の日本の学校であれば、
おとなしく話は聞くし、
茶化したものの言い方をする人はいないのではないかと思う。
(わからん。私が古いのかもしれないけれど)

見ていて、
「オメーら、キチンとしろ!」
と腹が立ってくる。
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第3話。
ここは、ほぼ1時間ジェイミーと心理療法士との2人のシーン。
被害者ケイティに対する思いを打ち明ける重要なエピソードではあるが、
場面が変わらないので、少々地味。
それでもジェイミー役の男の子、オーウェン・クーパーの演技が素晴らしい。
なんとびっくり、彼はオーディションで選ばれた新人だそうな。
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第4話。
事件から1年少し経ち、いよいよ裁判が始まる頃。
ジェイミーの家族は両親と姉がいる。
家族の末っ子が殺人容疑で逮捕されるという異常な状況でも家族は生きて行かなければならない。
そんな家族の辛い思いや絆を描く。
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昭和生まれの、バブル世代というかX世代の私が感じたのは、
生まれたときからインターネットがある、Z世代のことは、本当にわからない。

このドラマでも大人たちは、
Z世代であるジェイミーの抱えている問題がなかなか判らず悩む。
絵文字や言葉が表す「彼らにとっての意味」が
大人とは違うので、理解できないのだ。

日本では4月からSNSに規制が入り、
誹謗中傷や権利侵害などの対応が強化されているが、
大人が作ったガイドラインで子供が守れるのか少し不安と疑問を覚えた。

★音が出ます★


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またこの週末、Netflixドラマにはまり、半ば廃人と化してしまった。

タイトルは、
『モンスターズ メネンデス兄弟の物語』
タイトルに”モンスターズ”とあるので、
どれほど酷い兄弟の物語なのかと始めは少し構えていたが、
ドラマを見終わった私の感想ではこの兄弟は”モンスターズ”ではない。
モンスターは別の人物だと思う。
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このドラマは1989年にビバリーヒルズで起きた事件に基づいて作られているので、
この事件を知っている人は結末というか、実際はどうなったのかということを知っているだろう。
なのでネタバレしまくりながら書くので、その点はご了承願いたい。

先にどのような事件が起きたのかというと、
1989年8月20日にビバリーヒルズの邸宅で実業家の
ホセ・メネンデスとその妻が遺体で発見される。
通報は帰宅した二人の息子、ライルとエリック。
至近距離から16発も撃たれた状態で現場は凄惨そのものだった。

当初ビバリーヒルズの警察は、
仕事上で敵の多かったホセがギャングに狙われたのではないかと考えていた。

さて、残された息子2人だが、
両親が酷い殺され方をしたというのに、親の保険金が入ったとたんにお買い物とお遊び三昧。
富豪の子供ゆえ、金銭的にはなに不自由なく育った2人。
買うもののスケールがデカい。
ポルシェとか簡単に買っちゃうし、ロレックスの時計3つ、ブランドの服などなど。
1989年といえば日本はバブル期。
「お前らバブルか!?」と言いたくなる遊びよう。
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★★ここから本格的ネタバレ。いやだったら読まないでね★★


ビバリーヒルズの警察は、そんな子供たちの様子から何かおかしいと感じるも、
普段は平和で事件なんか起こらない治安の良いビバリーヒルズ。
そこの警察の捜査は甘く、なかなか犯人逮捕に至らない。

そんな時、
とんでもない筋から、この2人の兄弟が犯人であるということが分かる。
(この「とんでもない筋」というのは、気になったらドラマかウェブサイトをチェックしてみて)

両親を撃った兄弟。
兄のライルは21歳。弟のエリックはまだ18歳だった。

ビバリーヒルズの邸宅に住み、
本来ならば何不自由なく暮らしているであろう兄弟が、なぜ両親を撃ったのか。
ドラマは彼らの育ってきた家庭がどのようなものだったかを描いていく。

2人の父親のホセは、キューバからの移民だ。
もともとキューバでは裕福な家庭に育ったが、革命で国を追われアメリカにやってくる。
そこで皿洗いから仕事をスタートし、根性で着実にステップアップしていく。

やがて中流階級の白人の家の娘・キティと結婚し、2人の男の子をもうける。
40代でレンタカー会社「Hertz」のトップになり、アメフトのスター、O・J シンプソンをCMに起用する。

奇しくもOJシンプソンは、1990年代に同じくビバリーヒルズで起きた殺人事件の容疑者として逮捕されることになる。

さて、ホセだが、その後RCAレコードの重役となり、ラテンのPopグループ「メヌード」をデビューさせる。
メヌードは、リッキー・マーティンを輩出し、日本でもロッテがCMに起用したアイドルグループだ。

裸一貫、祖国を追われた移民が大成功するのは並々ならぬ努力と才能が必要だっただろう。
自分は強くい続けて家族を支えなければいけないという思いがあったのか、
家庭でのホセは威圧的で支配的だった。

当初この事件は、そんな父親のプレッシャーから逃れ、遺産を自由に使いたいという気持ちから行われた短絡的なお坊ちゃま2人の犯行と思われていた。
しかし裁判が進むうち、彼ら2人についた弁護士が
この兄弟の心の奥深くに潜む闇を引き出すこととなる。
ライルとエリック、2人はある秘密を抱えていた。

両親を殺害した事実は認めても、家族のためにこの秘密だけは誰にも言うまいとしていたもの。

それは、
父親ホセからの虐待だった。
それも性的虐待。

今、この時代でも性的なハラスメントは言いにくい。
この事件が起きた1980年代終わりから1990年代は、
親が子供に性的虐待、そても男である父親から男である息子に行うなんてありえないと考える人が多い時代。
日本のJ事務所の社長の長年にわたる性的加害は、ずっとウワサされつつも長年闇の中にあった。
やはり性的な被害は告発する方に勇気がいるだけでなく、
精神的にかなり強くなければ耐えられないだろう。

ライルとエリックは両親を殺害したことよりも、
この性的虐待のことを最後まで隠しておこうとしていた。

なんともやりきれない悲しい話。

本人たちの証言によると
ライルは6歳から8歳ぐらいまで、
エリックは6歳からこの事件が起こるとき、つまり18歳まで12年間に渡って、
実の父親から性的な行為の強要と暴力を受けていたというのだ。

裁判では、2つは争点となった。
性的虐待が本当にあったのか、
そして殺害は虐待から逃れるための正当防衛と認められるのか。
もしこの兄弟が父親を恐れるあまり、自分達からやらなければ、いつか父親にやられてしまうと強く感じ、事件を起こしてしまったとすると無罪にはならないもののかなりの減刑になる。(故殺罪と言うらしい)

ただ、日常的に恐怖を感じていたとしても、
事件当日、父親が襲い掛かってきたわけではない。
この点は、正当防衛を主張するには2人にとっては不利だった。

また、性的虐待を証明するものが乏しかった。
今ならスマホで録音や録画が簡単にできる時代だが1980年代はそうではない。
2人の従妹が、「父親からいたずらをされていると聞いたことがある」と裁判で証言するも、
当時の法廷では重要なものとして取り扱われない。
このあたりにジレンマを感じる。

また当事者の父親ホセも母親のキティも亡くなっているので本人からの証言を得ることができず、
虐待の事実は実のところわからない。

しかし2024年の現代であれば、
家庭の中の性的なものを含む虐待は、大きく問題視されるだろう。
家庭の問題は家庭の中だけで、と言われてきた時代は過ぎ、
外の人間が介入しないと、問題解決できない事象が多くある。
今ならシェルターや適切な窓口があり、そこに逃げられただろうが、当時はそのようなものはない。
また父親から男である息子に性的虐待などあるわけない、と信じられていた時代でもあった。
信じていたわけではなかったか。
認めたくないと隠されていた時代という方がいいだろう。
1990年代までは被害者はなかなか名乗りでられない。
200年代に入り、やっと性的虐待を訴える風潮が出てくる。


彼らの裁判は、1回目は陪審員の意見が分かれて判決が出ない、評決不一致となった。
弁護側の主張、本人達の虐待に対する恐怖が認められたからだ。

そこで2回目の裁判になったのだが、
ここでは弁護側の主張や証拠がまともに取り扱われず、
若い兄弟2人は「仮釈放のない終身刑」が言い渡される。

この判決には先出のOJシンプソンの事件が大きく影響していた。
アメフトの大スターであるOJシンプソンは、いくつもの不利な証拠があったにも関わらず、結果的に無罪になる。
検査側の敗北だ。
そしてタイミングが悪いことにメネンデス兄弟の第2回めの裁判は、OJシンプソンの裁判の後に行われた。
同じビバリーヒルズで起こった殺人事件で、2回連続して検察側が負けるというのは許されない。
2回目の裁判は、弁護側の主張はほとんど示されず、一方的なものとなった。
1回目では評決不一致になったのに、2回目ではあっさり有罪となってしまった。


何度も言うが、どの程度の虐待があり、どれほど兄弟が恐怖を感じていたのかは真実はわからない。
ただいくら父親がから酷い虐待を受けていたとしても殺人を犯してしまうという方法はもっての外だ。
普通に考えればこう思う。
何か他に方法があっただろう
父親のことを訴える方法があっただろう

と。

確かにそうなのだが、2人の兄弟の言葉がここに重くのしかかる。
そんなことは考えられない。
そんな普通のことを考えられないように僕たちはプログラミングされていた。


この2人の兄弟をモンスターにしたのは、他でもない2人の父親、ホセだ。
ホセ・メネンデスこそモンスターなのだと思う。


この兄弟の物語は、Netflixで2つ見ることができる。
ひとつはドラマ。
そしてもうひとつはドキュメンタリーだ。

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ドキュメンタリーには本物のメネンデス兄弟を見ることができる。
なぜならば、2人の裁判は当時テレビで放映されいたため、たくさんの素材が残っているからだ。

もしこの不幸な兄弟の話に興味を持ったのであれば、
ドラマとドキュメンタリー、どちらも見て欲しい。

そのふたつを見て、まず初めに驚くことは、
ドラマのキャストが本人達にそっくりなことだ。

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これから秋の夜長。
アメリカはThanksgivingのお休みに入る。
ドラマは全8話。
ドキュメンタリーも1本完結なので、
週末2日あれば十分に観ることができる。

ドラマ『奥様は魔女』を小さいころに見ていたことで、
そこから多大なる影響を受けて育った私。

ドラマを見ていてとても不思議なことがあった。

それは、サマンサの家が、
玄関開けたらすぐにリビング!
という構造だったから。
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わかりやすく言うと、日本の家のような「玄関」がない。
日本の家は、
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靴を脱ぐという生活習慣上、
脱いだ靴が置けるスペースが必要だし、
土足の”外の世界”と、床に寝転べるほどきれいな”内の世界”の
結界!の役目も果たしているのではないかと思う。

また日本の家はワンルームマンションでもない限り、
玄関からは各部屋が見渡せない構造が多く、壁やドアで仕切られている。

一方どうだ?サマンサ家。
11
サマンサの後ろに見えているグリーンのドアが、玄関とお見受けする。

誰かが訪ねてきて
「いらっしゃ~い」とドアを開けたら、リビングまで一望できるという構造。

日本でTVを見ていたちびっ子サマンサ(私のこと)は、
この造りが不思議で仕方なかった。

プライベートがないじゃん。
リビングというのは、家族がくつろぐところであって、
TVが置いてあって、
冬にはこたつを出してきて、ほっこりするところのはず。(おミカン🍊必需品)

ここで Wikipedia先生 登場。
「居間」というとことにこう書いてある。
  👇
居間は現在のような家族の憩いの間になった。
この意味での居間は玄関
から遠い、家の比較的奥の部屋のことをいい、そこに来客が通されることは、親族を除いてほとんどない。
アメリカでは玄関のすぐそばの家族が使用していない部屋来客用の予備の部屋(ゲストルーム)を「リビングルーム」というようで、今日、日本国内でも新築の住宅で、玄関のそばの部屋をそのように呼ぶ場合もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

実は我が家にも玄関横に、”使わないリビングルーム” がある!そ_5398
なんなら、この”使わないリビング”の隣に、”使わないダイニングルーム”もある。

無駄なような気がする。

写真でいうと、左奥を進むとキッチンとダイニングがあり、
その奥にTVが置いてある本来の意味の「居間」であるリビングがあるという造り。

テキサスは土地がいいっぱいあるせいもあって、どの家も比較的大きい。
なので、我が家のように、ダブルリビングルーム構造が多いのかもしれない。

この間取り図は我が家ではないけれど👇
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玄関右に、謎のリビングとダイニングがある。
奥にキッチンと「FAMILY」とあるので、ここが実質的に家族がくつろぐスペースとお見受けする。(けど、玄関からズコーンと一直線で見える)
キッチンの横に書斎があり、ゲストのベッドルームが1階なので、家族のベッドルームは2階にあるはず。
テキサススタンダードから言うと、やや小ぶりのお家のようだが、
ガレージは4台置けるのか!!
さすが、アメリカ。

さて、サマンサシリーズもこのあたりでひとまず終了。

アメリカの映画やドラマの影響をものすご~くたくさん受けて育った私の脳には、
知らず知らずのうちに「アメリカ」「アメリカ」という刷り込みがあったのかもしれない。
ま、その割には、アメリカへ来た年齢が、やけに遅いのだが…。

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テレビシリーズ『奥様は魔女』を見ていると、
1970年代の日本では考えられないシチュエーションが登場する。

それはホームパーティ🍷✨✨

私だって幼稚園の頃から、お友達を呼んで「お誕生日パーティ」とかはやったさ。
同じように、お友達の家にも行ったさ。

だが、私が子供の頃に、
家に親の仕事の上司が来て、
フォーマルなパーティするなんて、
ない、ない、ない、ない

サマンサのお家はこちら↓
スクリーンショット 2023-06-12 192102







ここに、ダーリン(サマンサのダンナ 広告代理店勤務)
の上司がやってくる。
スクリーンショット 2023-06-12 193859
家で迎えるサマンサこそミニのドレスだが、
ダーリンはタキシードだし。
上司もタキシードだし。
客人女性はロングドレス
しかもスパンコールだ✨
スクリーンショット 2023-06-12 192635
どうよ、家の中でこのドレス合戦
ない。
日本ではあり得ない。

こんなのを見て、
「すっげーな!!」
なんて、ちびっ子ながら思っていたのだった。


今、アメリカに住んでいて確かにホームパーティは多い。

だいたいの🏠にバーベキューグリルがあって、気軽にお肉やコーンなど焼いてワイワイするホームパーティというのはよくある。
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ウチにもある。

誕生会(子供ではなく大人)に20人ぐらい呼んで持ち寄ったお料理でパーティするというはある。
「夏だ!」「プールだ!」「パーティだ!」と飛んでくる蚊と戦いながら、プールサイドで飲んだり食べたりするというのもある。

こんなことを言いながら、私は日本にいたころから、
人を呼んで、よくホームパーティをしてお料理やワインなどをふるまっていた。

もちろんアメリカだって、素敵なテーブルセッティングでパーティなんていうのもある。

しかぁーし、
サマンサの家のこの
異常なまでのフォーマルは、
ないっ!


パリスヒルトンのホームパーティならあり得るだろうけれど、
サマンサはサラリーマンの嫁。
それゆえ、
「こんな生活が日常なんだー」
と、びっくらこいてTVを見ていた私は、ますますサマンサに憧れていったのだった。

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