テキサス移住のひきこもごも

半世紀以上住んだ日本に見切りをつけて 楽しみを追求するために2019年アメリカ移住 エンタメ、スポーツ、文化、生活など、 アメリカ在住目線で発信

カテゴリ: マナー

野球を観に来る人には、
ホームランやファウルボールをゲッチューしようと期待して
グローブを持って球場に来る人(子供)は多い。

ホームランボールについては、
試合ほったらかしで、
外野でファン同士が揉めることがある。

今アメリカで話題になっているのは、
2025年9月5日、マイアミで行われた、
フィラデルフィア・フィリーズ対マイアミ・マーリンズでの試合中、
フィリーズのハリソン・べーダー選手がレフトスタンドに打ち込んだホームランのボールをめぐる攻防。

ボールはスタンドの座席のあたりに転がり、
女性ファンと男性ファンが若干取り合いになったものの
最終的には男性ファンが拾って、
その日が誕生日だった自分の息子に渡した

しかしそれに納得がいかない女性ファン。
男性と子供のところまでやって来て、
「私のボールなのに!!」と詰め寄った。
Screenshot 2025-09-07 135706
その勢いが凄くて、お父さんも仕方なしに渡すことに。
せっかく一度は少年のグローブの中に入れたボールを女性が持っていた。

これが大ブーイングとなった。

ホームランボールの行方は球場のカメラも追っているので、
その様子が試合中継にも流れた。
そして更に、恐ろしや国民全員カメラマン時代。
SNSでも拡散され、
「大人げない」
「子供に渡したんだから取り上げることはないのに」
「一旦グローブに入れたボールを取り上げるなんて子供がかわいそう」

などど批判殺到。

ではこのボールは、もともと女性が取ったものを
男性が無理に奪ったのか?

動画を見ても、そうとは見えない。
女性と男性、どっちが取れれもよい状況ではあったが、
明確に女性の手の中にボールが入った様子はない。
Screenshot 2025-09-07 135146
ただ、この男性は自分達の席からかなり移動してボールを取りに行っており、
ホームランボールがやってきた場所は女性が座っていた場所に近かった。
女性が自分の言い分を通すところはそこぐらい。

ただ、たとえ女性が取ったとしても
”ウチの息子が今日誕生日なんです” 
という事情を知ったら、快くプレゼントするのが普通だろう。

さてこの騒動のあと...

まず球団の対応
この様子を見た球場のスタッフが、
すぐに少年のところに来て、袋に入ったグッズをプレゼント
これには少年も笑顔。
良い誕生日プレゼントになった。
Screenshot 2025-09-07 135756

選手の対応
試合後、ホームランを打ったべーダー選手が
その少年を球場内に招待し、
サイン入りバットをプレゼント
これは嬉しい。
G0Kk2WgXwAA7GXM

ホームランボールを女性から求められたときに
頑固に持っておこうとせず、
仕方なく女性に渡したお父さんや息子の姿も好感を与えていた。

そして最後にホームランボールを奪った女性。
アメリカの反応は速い。
すでにこんなものがSNSに出ている。
G0ObZN5WsAAoGTV
ここにある「Karen」というのは、
アメリカの俗語で、
自己中心的で理不尽な要求をする白人女性を揶揄する言葉。
彼女はKarenという名前ではないだろうが、
典型的な”Karen”的振る舞いだったので、そう呼ばれている。

Xで「Karen baseball」と入力すれば、
この騒動の動画や記事が出てくる。

この人どうやら教職員だったらしくて、
SNSなどを見た学校関係者から非難殺到。
嘘か本当か半分半分だけど、ほぼクビ間違いないらしい。
G0L5BzfWEAA0zF9

家族で子供の誕生日に⚾野球を観に来ている幸せムードをぶっ壊すオバサン。
ほんと心が狭い。
これこそマナーがなっていない。
もしかして出禁になるかもよ。

👇下に貼ったXが
お父さんがボールを取る
→オバサンが文句を言う
→まわり皆呆れる&ブーイング
→球団スタッフから「ハッピーバースデー」と言われて少年がプレゼントをもらう
→サイン入りバットをもらう
までの一連の流れをまとめているので、見て見て。

ほんと、このオバサン、コワいかから。




にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

アメリカ合衆国ランキング
アメリカ合衆国ランキング


今回は前回のブログの続きになるので、
まだ読んでいない方は先に👆読むことをおススメする。


私がビジネスマナーを教えていた際、
名刺はその人そのものだという認識を持って大切に丁寧に扱いましょう
と言っていた。

会社に戻って整理をする際にメモを残したり、
その人の会社の書類と一緒に留めたりすることはよいが、
その人の目の前では名刺をその人そのものだと思って尊重するのがマナーの基本だ。
ダウンロード (2)

名刺というキーワードで思い出されるのが、
「長野県 田中康夫知事 名刺折り曲げ事件」

この事件が起こったのは、
2000年なので今から25年前のこと。

まず、この事件を語る前に、
長野県知事になった田中康夫という人について簡単に説明をしておく。
tanaka
彼は作家である政治家である。
長野県知事のほか、衆議院議員、参議院議員も歴任している。
まず彼を有名にしたのが作家としてのデビュー作で1980年に発表された
『なんとなく、クリスタル』

この作品は衝撃的だった。
まず主人公が、南青山の高級マンションに暮らす女子大生で、モデルもやっている。
両親は海外赴任中で留守のため、大学生兼プロのミュージシャンと同棲していて、
ブランドものを身に付け、高級なレストランで食事をする。
ヨーロッパ車に乗り、流行の最先端を突っ走る。
この作品がこのあと1980年代の”トレンディ・ドラマ”に繋がって行く。

田中康夫はこの作品で「文藝賞」も受賞するのだが、
なんせ小説の内容が「チャラい」
一橋大法学部卒業のエリートなのだけれど、
この小説とその後のマスコミに現れたときの態度などで、
本人も「チャラい」という印象を与えていた。


その後、もともと家族で長野に住んでいたこともあって長野県知事に立候補。
作家として培った知名度と、
今までの政治とは異なるアプローチで県政改革を訴える姿勢が支持されて当選となった。

そこで気分がよくないのは、それまで県政を行っていた職員、とくに管理職。
いわばぽっと出タレントのようなチャラい知事に指示されてたまるか、
といった気分だったのだろう。


田中知事が初登庁の際、知事は名刺を配りながら各部署に挨拶をしていた。
そんな時、企業局長のF氏がもの凄くなれなれしい口調で苦言を呈しだした。
F氏は、
知事ねえ、社員に名刺を渡す会社は倒産する会社ですよ
と言った。
その言い方が、ビジネスの場とは思えない、
しかも上司である知事に対する話し方とか到底言えない口調。

田中知事がなぜそうなるのか?と尋ねると、
F氏は、
ここは県庁だけど会社でいうと知事は社長。
社長が社員に名刺を渡すというのは、
社長である自分(知事のこと)を知らない社員しかいないということだから

という説明をした。

これに対し田中知事は、
新任であるし、自分のメールアドレスも名刺にあるので、
挨拶がてら名刺を渡していただけだと返答し、
「じゃあ、私は私なりの、ということでお受け取りください」
と言って名刺を渡した。

するとここで事件が起きた
F氏は
これはないことにさせていただいてよろしいですね」と言って
知事の目の前で名刺をふたつに折り曲げた

田中知事は、いわゆるタレント知事だったので、
初登庁の時に多くのマスコミを引き連れていた。
そのため、名刺折り曲げの様子や、
その後にF氏がべらんめい口調で
オレは小説なんて大嫌いだから全然読まねぇーし。大いにやろうじゃねぇかっ‼
と半ば喧嘩を吹っかけた様子は
すべて映像に記録され、すぐさまテレビのニュースで放映された。

それまでのケンカ腰の態度や口調、
そして名刺折り曲げた瞬間の映像はすごいインパクトだったため
この様子は瞬く間に話題となり、ワイドショーなどでも取り上げられた。

これが大問題に。

鼻息荒く宣戦布告をした企業局長F氏だったが、
県庁はその日から1万件以上の苦情電話に対応する事態となった。
職員は日曜日も返上。
職員仲間からも大ブーイング。

企業局長F氏は、自分がしでかしたことの重大さに意気消沈。
初登庁のときの勢いは全くなくなり、
神妙な面持ちで謝罪会見を行った。

そして知事の前で名刺を折り曲げてから4日、
彼は辞表を提出した。
*田中知事はこの辞表を慰留した*

これを見ていた私は、
(長野が悪いわけではないが)
県庁という小さい世界で、「社会的世間知らず」で生きて来たオジサンの一番ダメなところが出たな、と思った。

官僚や役人がみなさんそだとは言わないけれど、
人を見下したような態度をとる役人、
市民や県民の税金でお給料をもらっているくせに、
なんかふてぶてしい態度の職員がこの時代はまだまだいたのだ。

私が日本で講師をしていた時に相手にしていた会社は
名前は控えるが「元国営」というところが多かった。
実は、一般企業と比べると、会社の根っこの根っこの根っこに
まだ「役人っぽさ」というか「役人商売が抜けない」そんな体質があった。
少し誇張して言うと
仕事やサービスを「お客様のため」というよりは
「私たちが客に~してやってる」的な感覚が少し残っていた。

この名刺折り曲げ事件も、
そんな体質だった県庁の職員が起こした大マナー違反

マナーなんて別に守らなくても罰せられないでしょう
と甘く見られがちだが、
ちょっとしたことが大問題に発展することもある。

マナーは法律違反ではないけれど、
人間が社会で生きて行くためには必要なスキルなのだ。
もしあなたが文明人で、
ちょっとした行動で損をしたくないと思うのであれば、
最低でも”人を不快にさせないマナー” は身に付けておくことをおすすめする。

気を付けましょうね。

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

アメリカ合衆国ランキング
アメリカ合衆国ランキング

本日はマナーというかエチケットのお話。
と言っても堅苦しいものではない。
mana

それって常識で考えるとありないでしょう

という低いレベル。


日本人はなんだかんだ言っても礼儀正しい。
ちゃんと公共のマナー、社会の秩序を保つためのエチケットを心得ている人が多い。


家の中では何でもいいけれど、
一歩外に出たら”こうするべき” というエチケットは
『他人が不快に感じない』
と言うの基本。
そんなに難しいく考える必要はなく
すごくシンプル。


ではアメリカではどうなのか?
様々な国の人が集まっているので、
それって常識でしょう
のレベルが崩壊している


この前ワガオとCostcoに行った。
会計が終わってワガオが
「ホットドック食べたい」
というので付き合うことになった。

Costcoでホットドックを食べるなんて何年振り??

さて、座って、食べようかな、と思って前を見るとこんな光景が。
IMG_1814

私はワガオに聞いた。
ねえ、日本人の私から見ると、
子供をテーブルの上に座らせるなんてありえないんだけど、
アメリカ人のあなたから見るとそんなに違和感はないの?


ワガオは気付かれないように振り向いてそっちを見て。
あれはないわー
だいたい、オムツしている子供お尻なんて衛生的じゃない。
そのお尻を、モノを食べるテーブルの上に乗せるなんて汚い!

と言い放った。

よし!いいぞ、我がダンナ・ワガオ。
ちゃんと常識があった。

ホント、ワガオの言う通り。
しかも、どこを歩かせたかわからない足も乗せてるし、
実はこの子、お菓子をポリポリ食べていて、
それをテーブルの上にポロポロ落としているのだ。

お母さんの右手に注目。
今Costcoで買ったばかりのショッパイお菓子を開けて、それを食べさせている。
えええええ、塩分多いって。
他人の子ながら、そこも心配しちゃう。

お母さんの身なりから、
インドあたりか、中東あたりの人で、
ある特定の宗教の人かな、と思われる。

どんな宗教を信仰しようと、その人の勝手だが、
自分達はかたくなにベールみたいなのを巻いて
すごく宗教のルールには忠実なのに、
なんでこんな簡単な公共エチケットがわからないのだろう?

宗教の教えの中には、
”世の中の常識” 
というものはないのだろうか。

この行動をアメリカ人はしない、とは言えないので、
オムツのお尻をテーブルに乗せるのは宗教のせいだとは思っていない。
けれど、
自分達はかたくなに自分達のルールを振りかざすのに、
一般的な常識がない、というのはすごく偏った考えしか持っていないのではないか?
と勘繰ってしまう。

知り合いになって話せば良いところもあるのかもしれないが、
でも、でも、
こんな行動を取る人たちと共生していくなんて
絶対できないし、まっぴらごめん。
アメリカに住むということの辛いところのひとつがコレだな。


にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村


アメリカ合衆国ランキング
アメリカ合衆国ランキング

日本とアメリカでは文化も習慣も違うので、
日本では普通のことがアメリカでは通らないし、
アメリカでは「何か?問題でも」ということが 日本では信じられない!なんてこともある。

少し説明が抽象的なので、例を挙げて言うと、
レストランの入り口にある受付のカウンター。
レセプション

担当者がそこにいて、
「いらっしゃいませ」
「ご予約はございますか?」
「何名様ですか?」
「屋内のお席、テラス席、どちらをご希望ですか?」
など聞かれる場所。

日本では、身だしなみに気を遣ったスタッフが丁寧にお辞儀をして、丁寧な言葉で要件を聞くのが普通。
そんな感覚でアメリカに来ると、
Hi とか Hello とか言われて、
「なんじゃ、このゆるい感じは!!」
と気分を害する人もいるかもしれない。

それが不思議、アメリカにいるとそれに慣れてきて、日本のまどろっこしい応対にちょっとイラっときたりする。
(もうエエから、早くして、と (笑))

さて、次の週に6名の会食があり、レストランを予約するために直接あるレストランに行った。
日本からエライ人も来るので、狭い席に詰め込まれるのが嫌でテーブルの配置を見たかったから。
受付で
「予約をしたくて来たんだけど」
というと、めちゃくちゃ明るい感じで対応してくれた。
決して堅苦しくなく、笑顔で対応。

するともう一人スタッフがやって来て、
とっぷす
と声をかけてきた。
アメリカあるある人の服や持ち物をを褒める、という行為。
全然知らない人、たとえばエレベーターに乗り合わせた人でもこれはする。

むらさき
私はムラサキっぽい色の花柄のトップスを着ていた。
「ありがとう。どこで買ったかなあ、、、忘れちゃった!」
と言うと、
一同、わははは!

そこでよく見ると、そのスタッフのネイルが可愛かった。
ここで、レストランなのにネイル?
と思うだろうけれど、
キレイに整えられてたネイルということは爪に意識があるとも言える。
ネイルはしていない=清潔
とは限らない。
「そのネイルカワイイ!」と私が言うと、
もう一人のスタッフが
「そうなの、彼女はいつもカワイイネイルをしているのよ!」
と言った。

3人でワイワイ服やらネイルやらの話をしばし行い
「じゃあ来週、お会いできるの楽しみにしてるわん!」と言って別れた。

普通のマニキュアは簡単にはがれるが、
ジェルやパウダーネイルそう簡単にはがれない。
しかも彼女はシェフではなくて、お客様を席に案内する係。
時にはオーダーも取り、
お料理も運ぶかもしれない。
だからと言ってネイルがダメと決めつけるのはどうだろう。

そんなことを考えていた。


にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村


アメリカ合衆国ランキング
アメリカ合衆国ランキング

ここのところ、日本とアメリカで
他人との関わり方が違うということを書いているが、
今日はドアのホールド率のこと。

どこかで聞いたのだけど、
テキサスはアメリカの中でもドアをホールドしてくれる率が高い
らしい。
man-holding-door-open-for-others-aldomurillo-getty-images

他州と比べてではどれぐらいドアをホールドしてくれているのか、
その率は?
ホールドしてくれる長さは?
と言われるとデータを探していないが、
でもこちらで生活していて、
上の写真のように先に入った人がドアを持って通してくれるというのは結構当たり前だ。

これが写真のように男性が持っていて、女性が入ったり出たりする場合は、
女性がドアを抜けるまで、結構な確率で男性はドアを持っていてくれる。

そしてこの”ドアホールド”は、
女性同士、男性同士など、性別関係なしに、必ずマナーとしてやっている。

例えば、私が先にドアを開けて、
後ろから人が来た場合は、
少なくとも、後から来た人が、ドアを開けなくていいように、
開けたままで待っていて、
後から来た人がドアを自分でホールドできるようになったら、私は手を放す。

つまり「開けて待っている」ということ。

また、あとから来る人がかなり後ろにいても、
「あ、来てるな」と判ると、しばらく開けて待っていてくれる。

以前買い物に行ったとき、車を停めてお店に向かっていたら、
私はまだだいぶ遠くにいるのに、お店のドアを開けて笑顔で待っていてくれる人がいた。
あまりにも距離があったので、小走りでドアまで行ったのを覚えている。

アメリカは(テキサス)は、意外に優しいのだ。

調べたところ、この”ドアのホールド率”は、意外にも田舎より都市部の方が割合が高いという統計がある。
おもしろいね。
都会の人のほうが、スマートなマナーを持っていると考えられるが、
田舎は後から人がやってくる確率が低いので、
ドアを開けて待っている必要がないのかもしれない。


もちろん日本人だって、ドアぐらい開けて待っていてくれると思うが、
その頻度、その(待っている)長さがアメリカは全然違う。

勿論お互いに「ありがとう」「いいえどういたしまして」と声をかけ合う。
こういう文化というかマナーは日本でも、もっともっと取り入れて欲しい。

優しい世界を目指して💕


にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

アメリカ合衆国ランキング
アメリカ合衆国ランキング

↑このページのトップヘ