京都に住む友人から
「年越しは清水寺で除夜の鐘~」
というメッセージとともに写真が届いた。


これぞ日本のお正月という感じ。
大晦日に紅白歌合戦の華々しいフィナーレから
次の瞬間に、
雪深いお寺の境内にある除夜の鐘の音が
ぼーーー–ん。
このギャップが凄い。
諸外国の新年が派手な花火の演出で盛り上がるのに対し、
日本のお正月は静かだ。
Xで各国の新年の写真を比較していて、
日本だけとっても「地味ーーー」なので、
外国の人からは「なぜ?」と思われているという投稿があった。
ロンドン

パリ

シドニー

日本

日本でも花火が上がるところもあるだろうけれど、
日本の新年といったら、
ゆく年くる年の中継場所の景色でしょう。
大晦日から新年にかけてわたしたち日本人が
何気なくやってい行動は、よく考えてみるととても興味深い。
まず除夜の鐘というのは仏教の行事。
なのでお寺で行われる。
108つの鐘の音で、今年一年の「煩悩(迷いや汚れ)」をきれいに洗い流し、
心をゼロに戻すという意味がある。
そして年が明けて元日になると、
初詣に出かける。
初詣は、その土地の神様(氏神様)や
年神様に新年の挨拶に行き、
「今年も家族が健康でいられますように」
と新しい一年の幸せを祈ります。
そう!
大晦日に一度ゼロにリセットして
新年に新しい一年の幸せを祈る。
だから大掃除も年末に行って、新年に備える。
日本人は何かを願ったり、
何かを迎えようとするときに、
禊(みそぎ)やお祓いといった「一度リセット」という考えがあり、
何気ない行動の中やルーティーンに入っていることがある。
アメリカでは「大掃除」なんて風習はない!
そしてアメリカをはじめ西洋では、
大晦日や新年(お正月)に宗教的な意味はない。
それでもNew Yearなので、
心を新たにしたり、決意をしたりすることはあっても、
それは単に年が変わったから、という理由だけ。
日本の年末年始は「祈り」である一方、
諸外国の年末年始は「お祝い」。
何度も言うが、
「除夜の鐘を合図に、静かに精神をリセットして神社仏閣に詣でる」
という一連のスタイルは、日本独自の文化であり、
他の仏教国にも同じようなことは見られない。
これは日本特有の「神仏習合」の考えが今に続いているから。
「お寺で鐘を聴き、神社へ行く」という
お寺からの神社というハシゴができるのは、
日本人が神道(日本ネイティブな信仰)と
仏教(外来の宗教・考え)をみごとに融合させた結果、
その行動が現代にまで続いているから。
他の国ではひとつの宗教が生活や精神の根幹にあることが多いので、
日本のようにフレキシブルと言えばいいのか、
ファジーと言えばいいのかわからないが、
複数の宗教や考えを上手に取り入れて消化するという行動はあまり見られない。
素晴らしいと思うよ、日本人。
私がクリスマスイブのサービスに行ったときのブログで
アメリカでのクリスマスイブの行事を
「私は日本のお正月や初詣だと思って参加している」
と書いたが、
教会で「神仏習合」の精神を持って祈っているなんていう
シームレスなやり方をしているのは、
日本人である私だけだと思う。
今年も良いことがたくさんありますように。

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「年越しは清水寺で除夜の鐘~」
というメッセージとともに写真が届いた。


これぞ日本のお正月という感じ。
大晦日に紅白歌合戦の華々しいフィナーレから
次の瞬間に、
雪深いお寺の境内にある除夜の鐘の音が
ぼーーー–ん。
このギャップが凄い。
諸外国の新年が派手な花火の演出で盛り上がるのに対し、
日本のお正月は静かだ。
Xで各国の新年の写真を比較していて、
日本だけとっても「地味ーーー」なので、
外国の人からは「なぜ?」と思われているという投稿があった。
ロンドン

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日本

日本でも花火が上がるところもあるだろうけれど、
日本の新年といったら、
ゆく年くる年の中継場所の景色でしょう。
大晦日から新年にかけてわたしたち日本人が
何気なくやってい行動は、よく考えてみるととても興味深い。
まず除夜の鐘というのは仏教の行事。
なのでお寺で行われる。
108つの鐘の音で、今年一年の「煩悩(迷いや汚れ)」をきれいに洗い流し、
心をゼロに戻すという意味がある。
そして年が明けて元日になると、
初詣に出かける。
初詣は、その土地の神様(氏神様)や
年神様に新年の挨拶に行き、
「今年も家族が健康でいられますように」
と新しい一年の幸せを祈ります。
そう!
大晦日に一度ゼロにリセットして
新年に新しい一年の幸せを祈る。
だから大掃除も年末に行って、新年に備える。
日本人は何かを願ったり、
何かを迎えようとするときに、
禊(みそぎ)やお祓いといった「一度リセット」という考えがあり、
何気ない行動の中やルーティーンに入っていることがある。
アメリカでは「大掃除」なんて風習はない!
そしてアメリカをはじめ西洋では、
大晦日や新年(お正月)に宗教的な意味はない。
それでもNew Yearなので、
心を新たにしたり、決意をしたりすることはあっても、
それは単に年が変わったから、という理由だけ。
日本の年末年始は「祈り」である一方、
諸外国の年末年始は「お祝い」。
何度も言うが、
「除夜の鐘を合図に、静かに精神をリセットして神社仏閣に詣でる」
という一連のスタイルは、日本独自の文化であり、
他の仏教国にも同じようなことは見られない。
これは日本特有の「神仏習合」の考えが今に続いているから。
「お寺で鐘を聴き、神社へ行く」という
お寺からの神社というハシゴができるのは、
日本人が神道(日本ネイティブな信仰)と
仏教(外来の宗教・考え)をみごとに融合させた結果、
その行動が現代にまで続いているから。
他の国ではひとつの宗教が生活や精神の根幹にあることが多いので、
日本のようにフレキシブルと言えばいいのか、
ファジーと言えばいいのかわからないが、
複数の宗教や考えを上手に取り入れて消化するという行動はあまり見られない。
素晴らしいと思うよ、日本人。
私がクリスマスイブのサービスに行ったときのブログで
アメリカでのクリスマスイブの行事を
「私は日本のお正月や初詣だと思って参加している」
と書いたが、
教会で「神仏習合」の精神を持って祈っているなんていう
シームレスなやり方をしているのは、
日本人である私だけだと思う。
今年も良いことがたくさんありますように。
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